ほうじ茶が美味しい
味覚の変化ってあるよねって実感する出来事がここ数年それなりにあったので書き残しておく。
小さい頃、あったかいほうじ茶が苦手だった。熱いし(猫舌)、なんか苦いし。牛乳と砂糖を入れてほうじ茶ミルクにしてしまえば割と平気。くらいのレベル。それはもうほうじ茶ではない。
でも、このあいだ茶葉をもらって、ちゃんとポットで淹れてみれば美味しかった。
子供舌だったのだと思う。他には、わさび。わさびは高校を卒業するまでダメだったけど、卒業祝いに連れて行ってもらった回転寿司で、事故で食べた(いつもサビ抜きを食べていた。)わさび有寿司が美味しくて、それからずっと、お刺身や寿司にはわさびと醤油が必須になった。もっと遡れば寿司に醤油つけるのも嫌だった時期がある。
こうして食べられるようになったものに対して、どうしても無理になってしまったものもある。
清涼飲料水。もうほとんど飲めない。100%のジュースと、水で割って飲むカルピスはまだ大丈夫。砂糖の入っているアイスコーヒーと、甘みのある午後の紅茶(美味しい無糖は飲める)と、飲むヨーグルトもだめになった。
好き嫌いは激しくて、それが改善したっていうよりは、位相が変化した、という感じ。
今食べているチョコレートも、いずれ嫌いになるのかなぁ、なんて考えたりもする。