劇場版どうぶつの森を視聴したら色々懐かしくて大変になった文章
自粛も手伝って、ここんところ毎日あつ森してるんですけど。
劇場版どうぶつの森が近所(徒歩35分)(奈良クオリティ)のTSUTAYAに奇跡的にあったので、周回のお供に〜って早速借りて10年ぶりくらいに観ました。
もうあれですよ、エンジン音からゲームの世界。というか音も音楽もゲームから飛び出してきてる。
そうそうタクシーに乗ってね、村長!って言わされてね、たぬきちの店についた途端バイトさせられてね(意味わからん)。うわーーそうだった、バイトしたよバイト。とてもゲーム準拠〜〜!!
アポロの家はけけボレロが流れてるところとかさ〜〜!それそれそれそれだよそれ(語彙)あと喫茶ハトの巣が地下にあって、展望台もある博物館にウワアアってなっちゃった(クソ語彙)
あいとゆうの衣装、ゲームにもあったなぁ。あの頃の私それを探して毎日やってた。そうそう。
とたけけ顎しっかりしてて笑っちゃった。けけボッサ私も好きです(ゲームの音そのまま使ってんのも最高だよな)
お祭りの時は花火がDSの上画面に上がるんだよね〜!!そうそう。まいごちゃん通信したら来るんだよな〜そうそう!!!
メッセージボトル流したら自分のが戻ってきたりしたよね〜!!!!!!!!!!
冬は家を飾るんだよねみんな!!可愛いんだよね!!!ジョニーお前最初宇宙人だったな。上画面に出てきてパチンコで打ち落とせるんだよな(ムチャクチャかよ)
あー、うん。そう、そう……DS版の住民は突然何も言わずに去ることあったよね………次の日電源をつけたら手紙だけ来てた……。その便箋あったよね一時期狂ったように使ってました。サリー……。
は?????なつかしいんだが💢💢(キレ)(キレるな)
当たり前なんだけど、同じ「どうぶつの森」でも、「あつまれ どうぶつの森」は別物だったんだなぁって。今更気づく。
島への移動は飛行機だし、バイトはしない。
あつ森は住民は勝手に引っ越さないし、上画面は無いから花火もしょっちゅうは上がらないし星座も作れない。マスターはいない。あいたちが着ている服はアイテムとして存在しない。BGMは今作、ほとんど新作だしね。
できるようになったことも沢山。
くだものとか、博物館の展示とか、そのままなところも沢山あるよ。
ただやっぱほとんどゲームシステムはかわってるよね。でもその違いが、新作が発売されても、前作たちも遊びたくなる理由なんだろうなって思っちゃった。実家にあるんだよな。やりたいなぁ、どうぶつの森。DSのやつ。やりたいなぁ。
映画だけど、そのときのゲームのことを隅々まで思い出せる、そういう映画でした。めちゃくちゃ…好き……。再確認。愛を込めて作ってくれた人たちありがとう。懐かしくないのは最後の地球外生命体のシーンだけ。あ、星座は懐かしかった!!!
ふ〜あとこれだけは言わせてほしいんですけど、サリーの力持ち設定と化石と針葉樹を最後に回収するの最高だよ………!!!好き。
尺の足りなさは感じたからサイドストーリー聞かせてほしい。ビアンカとアポロとかもう少し掘り下げられるでしょ!!!!!!!!!(2006年の映画にムチャ言うな)
〜〜以下エンディング以降の感想〜〜
たぬきの店やっとコンビニになってたのは笑顔になっちゃったし青バラ死ぬほど増えててワロタ。
せいざのふくもなつかしいなぁ。チェリーパイ食べたいなぁ。ハッピーエンドにすずらんなのもう解釈10000000億点って思った。
〜〜ここまで〜〜
えへへ、見入ってしまって周回全然進みませんでした。ニケも手に入ってません。あはは。
あともうこれは完全に別の話なんだけど、声優さんの聞き分けできるようになった自分の耳の変わりようも感じちゃった。みんな好き……。うん、ごめん…。
総括!あのころどうぶつの森をしてたひと、これ、今こそ観たほうがいいですよ!!!!!!!
私は映画メンバーあつ森に呼ぶためにニケを放り出して少し走ります😉😉😉アポロの庭に青いバラ並べてぇよぉ〜〜〜!
去年の気温を覚えてないの、何?
久々にはてなブログ開いたら前回の投稿から1ヶ月経ってた。まぁハイキュー‼︎も鬼滅も時間遡行するし1ヶ月くらいのスキップは誤差範囲だよね。
ところで最近暑くないですか?
めちゃ暑い。ベリー暑い。去年5月に冷房つけたっけ?
水道から浄水器通して水飲んでたけど、ぬるすぎて死んじゃうから麦茶作り始めた。美味しいね麦茶。去年麦茶作り始めたのいつだっけ……。
てか私この時期何着て何食べてたっけ………?
気になってクローゼット開けたけど去年の服はこの間ほとんど捨てたんだってな。ハッハー!
記憶がない!!!
日記をつけてるのでそこに何か記録がないか探したけど「学校に10頭くらい鹿がいて夜だったからびびった」みたいな情報しかなくてなんも参考にならなかった。
というか去年も、「去年の私、夏どうしてた?」って言ってた気がする!!上がる気温に絶望する二回生。二回目だろお前。冬も「冬どうしてたっけ?」って言ってなかったか?
は〜〜ほんとに覚えてないんですよね。
でもなんだかんだ今まで生きてるから熱中症にもならずに。なんとかしてたんだろうなぁ。
でも今年は自宅待機してるから電気もつけてるし電気代も怖いよ〜〜。
今年も夏を生き抜ける気がしなくて絶望してます。5月からこんなに暑いの、本当に何?????
てか夏って何????????マスク無理です。今年はコロナ特例で平均気温2度くらい下げてほしい。よろしくお願い申し上げます。←予測変換で出てきたからそのまま打った。
コロナ終息するまで冬の終わりであって欲しかったね。あーもう、容赦無く暑いな!!!!!!!!!!!!!!!!
あんまりにも外に出ないとこの暑さに徐々に慣れるフェーズが無くて、本格的な夏に死ぬ気がするから各位無理のない程度に外には出なきゃなぁって思うけど暑いので買い物も夜にしてしまう(クソ長文)
とりあえず新しいバイトも決まったしNクール買うか……。あのCMのお兄さん好き。
大人になれない
大人って、映画とか本で泣くことはあっても、現実であったことには泣かないと思っていた。
私はもう、年齢的には大人の部類に入ってしまう。でも全然大人ではないよ。20歳を超えてから、時々足元が揺らぐような、不安な心地になることが多々あって。
それはきっと、自分が自分を大人だと認めていないからなんだろうとぼんやり思う。
一昨日と、昨日。
ヒロステの、31日以降の大阪公演全中止が決まって、それに伴いBlu-rayの発売も中止になった。
年明け前から楽しみにしてて、抽選申し込んでチケットを取って、ずっとずっと楽しみにしていた。去年の春わたしのなかに新しい概念を吹き込んでくれたヒロステに、もう一度会いたかった。ヒロステの原作追体験をもう一度、見たかった。
でも、それはもう、永遠に叶わない。この春幕を開けるはずだったものは、もう、私に届くことはない。
こんなに悲しんだことがあるだろうか、ってくらい泣いて、泣いて、泣いて。今も思い出すだけで涙が滲む。私の中でそれだけ大きなものになっていたことに驚いた。
間違っていることだとは分かっていても、私は幕を開けてほしかった。って、思う。今でも。こんなつらい気持ちになるくらいなら。
この微妙で効果のあるかわからない自粛の中、どうせみんな感染するなら、幕を開けてほしかった。
座長は「いつか必ず」と言ってくれたけれど、状況がいつ良くなるかもわからなくて、「いつか」はいつなのだろうと考えてしまう。
いつか必ずを信じて待つことしか私にはできないし、待って何もなくても、それでも待ち続けなきゃいけない。それはそれでつらいと思った。
ほらね、全然大人じゃないね。
私が理想としている大人は、「残念だけれど仕方がないね、一番つらいのは役者さんとスタッフだ」ってさらりと言えて、何事もなく生活に戻っていけるような大人だった。
私はそんな大人になれない。
とてもつらい。つらくて涙が出る。
なぜこんなめに合わなければならないのか、理解できなかった。
4月1日、本当だったら舞台観劇のため梅田にいるはずの私は、パジャマのまま布団の中で蹲っている。
【Vol.1〜2】馬鹿は要約ができないから話が長ぇ【僕のヒーローアカデミア感想】
休みだしなんかしようってことで、ヒロアカを1巻ずつ読んで、話数ごとに感想を書きました(暇かよ)。今日はVol.1と2です。
「僕のヒーローアカデミア」は、現在コミックスで刊行されてる分だけでも25巻、本誌を含めると全264〜話。キリがいいところで記事を区切ります。
259話以降は本誌分になりますので単行本派のひとは注意してね。まあそこまでかけるか分からないけど。
Vol.1
表紙とか
中学生デクくんがセンター。鮮やかなイエローとオールマイトの画風にアメコミ?ってなる表紙。赤単色塗りで沢山のヒーローも描かれている。カバー外したところには初期設定と、伝わらない次回予告があるよ(本誌読んでるとあああれか〜ってなるので楽しい)ヤミクモかわいいね。
No.1 緑谷出久:オリジン
桜とヒーロー社会。まだ設定の説明もないのに、見開きカラーで世界観をドンって示す画力。好き。
緑谷がまだ細っこい。幼い。
爆豪がまだヘラヘラ笑ってる。新鮮。
中学3年生、大体がヒーロー科志望なら(これはなんとなく理系、みたいな感覚だと思ってる)雄英の経営科やサポート科に進んだ子たちは早いうちから自分の進路を見極めてたんだろうなぁって思う。
1話、緑谷が勉強できるけど「無個性」だからってクラスみんなから笑われているの苦しくて実はあまり読みかえせていなかった。この世界では無個性であれば、本人がどうであろうと笑われるような生きづらい世の中なんだなって。子供は残酷だから尚更…メリッサさんもさぁ。
「すぐに誰か来るのにな」モブのセリフだけどこの社会を象徴してる。戦うのは誰かであって、自分ではない世界。そういうシステムだといえばそうだけれど、その誰かがいなくなったらどうするんだろう。という危うさを孕んでいますね。
「雄英受けるなナードくん」の爆豪の笑顔、対モブだな〜貴重だな〜って感じ。あと勝己に触られてビクつく緑谷にこれまでのいじめの歴史を感じて辛い。辛いコマ。
刈り上げくん(仮)は爆豪とつるんでるけど人の良さが隠しきれてないよね〜再登場ないんですか?
そして問題のワンチャンダイブ。これについて本編で触れる日を私は待ってます。何も言わないぞ。
「憧れ」の瞬間が動画なの、すごく現代的だよねぇ。運命的な憧れではない。
その憧れと実際に出会って、厳しさを示されて、夢をやんわり否定される展開本当にエグいなぁって思います。ジャンプで連載する漫画の第1話なのに現実味が強くて地獄やん!!ちったぁ希望をください!!!なってしまう。堀越先生の夢だけじゃ食べていけないって考え方が現れてて好きだけども。
ヘドロは画力〜ってなるし爆豪勝己の拘束ノルマ。「おいおい」のときの緑谷、緑谷弱を感じますね。目の下に隈、暗い表情が彼に似ている。
「君が助けを求める顔してた」って言われた爆豪本当にかわいそう。やめろって言ってるけどそれでも救けたくなっちゃう、緑谷の狂気も垣間見れる。緑谷出久ってとってもとってもエゴイストなんだよなあ。
そしてやっぱ1話はオールマイトがかっこいい…。No. 1ヒーローという説得力がすごい。堀越先生の画力……。
爆豪かわいそうだなぁ(まだ言ってる)緑谷出久、どんなに爆破しても威嚇しても自分についてくるし、何でお前がって行動をしてくるから爆豪もまた怖がってるよね。気味悪いもんね…かわいそう。
ところで1話、モノローグがとても多いわけですが、このモノローグは「ヒーローデク」のモノローグなのかな……アニメの表現はそうだよね。
僕のヒーローアカデミアは、最高のヒーローになることがわかっている、緑谷出久の長い長い回想の物語。
No.2 うなれ筋肉
衝撃の事実回。
私は隠し事が多いって言ってるオールマイト、たしかに嘘はつかないけど喋らなすぎだからな。緑谷にはちゃんと話しなさい。
緑谷細〜〜い(2回目)
ヒロアカ、政治面は触れられてないけど国土交通大臣って単語があるから内閣はあるっぽい…?
授業受けながらブツブツしちゃう緑谷、考え事が声に出るタイプなんだね。
オーバーワークを2話時点で否定するヒロアカ、信頼できる。そして緑谷出久が無理を是としてしまう男なのもここで示されている。
入試当日朝6時。つまり緑谷出久と八木俊典の始まりは朝焼けの海浜公園なんですけど、このモチーフはこの後もよく出てくるんですよね。ヒロアカは朝焼け。やうやう。
No.3 入試
爆豪にはビビっちゃうのが癖な緑谷〜……。辛い…。
麗日さんが本当に可愛い。
飯田くんもガンギマッてる(貴重)。真面目だよねぇ。飯田くん面白いところばかり目につきやすいけど熱い男なんだよな。保須は熱すぎて怪我したけど。
仮想敵を倒す、という実技試験。緑谷はそこで立ちすくんでしまいます。まあ、突然足なんて動かないよね。そんなことやったことないまだ15歳の子供だもの。
それでもひとを救けることにはこと飛び出してしまう緑谷出久。SMASH!!そしてボロボロになる腕。えっそういう……!?そういう感じ???
No.4 スタートライン
おちゃのこさいさいさいさい(ページをめくって)「砕?」でぷらんぷらんの骨折手足出てくるの永遠に笑える。痛そう。
1ポイントも取れずに終わる緑谷。そりゃ泣くよね。
お夕飯のお魚と微笑み合う緑谷、目もお魚に似てて可愛いし目がでかい。オールマイトは連絡しろ。連絡を怠ったくせにドヤ顔で「こいよ少年!」なんて言うな〜〜!!も〜〜〜!!!
麗日さんこのときすでに、「ヒーローを助けるヒーロー」ってモチーフが示されてるよね。彼女もまたスタートラインに立ってる。
No.5 はりさけろ入学
オールマイトは雑すぎ。もう少し愛弟子を大事にして!!
初登場の相澤先生髭めっちゃ濃くない??汚い方向に。
ヒロアカ世界、文部科学省あるんだ……(あるんだ)
球威に爆風をのせる、爆豪はこの時点で個性の使い方にセンス光ってるよね。
No.6 今 僕にできることを
ヒロアカ世界、マックあるんだ……朝マックもあるのかな?
身体測定に合わせてクラスメイトの個性を明かしていく構成いいよね。入試で緑谷とグループが同じだった子たちからなのもわかりやすい。
オールマイトの感覚論〜。彼の、指導者としてはポンコツ、が示されてて、緑谷のイメージも地味ユニークで、このシーンの師弟可愛いけどもう少しどうにかしなさい。
身体測定、緑谷のフィジカルがちゃんとアメリカンドリームプランで強くなってるの分かって結構好きなんだよな。握力40kg→56kgとか。徒競走もタイム伸びてるしね。
ボール投げ!スカッとするシーン!!
ここで私は緑谷出久に惚れました。頭で考えて出来ることをする、分析能力の緑谷出久ですよ。相澤先生の「こいつ……!」って気持ちわかる。
あとボール投げの記録さ〜爆豪に1cmだけ勝ってるの細かい。
No.7 服着よう?
爆豪の拘束ノルマ。
緑谷の蔑称が「頑張れって感じのデク」になる重要回。ここ好きだなぁ、麗日さんはヒーローを救けるヒーロー……。
「友達ができたことくらい喜んでいいですよね」が切なすぎて泣けてくる。緑谷は無個性だったので、友達いなかったですから。というか交友関係にも個性が絡むヒロアカ世界本当に厳しくてかなしい。
服というかコスチュームだった(タイトルの話)
総括
やっぱり1巻って面白い〜世界観が詰まっている。緑谷がまだ細っこくてこれからなのがわかる。改めて読むと爆豪不憫すぎるな。
Vol.2
表紙とか
緑谷と爆豪、間に走るは亀裂。2人がライバル関係であることを如実に示す表紙で大変良いです(ろくろ)。
表紙めくったところの次回予告、実はここ、他の巻と違って、背表紙とキャラがリンクしてないんだよね。1巻が背表紙緑谷次回予告オールマイトで、2巻はその逆。辻褄を合わせたのでした。お花を浮かせてる麗日さんまじうららか。
No.8 猛れクソナード
母の気持ちをこれを着ずして何を着る?って言っちゃう緑谷本当にかっこいいよ。スーツはそこそこダサいけど。オールマイトモチーフの目出し帽かぶると特に。ダサいからかっちゃんに燃やされたんだって……。
オールマイトとカンペの比率がおかしくてかわいい。飯田くんがいちいち真面目でかわいい。
そして始まる幼馴染の闘い。爆豪の動きを読む緑谷いいね!まぁずっと見てきてるもんね……。あと、10ヶ月のトレーニングで、ひとを投げ飛ばせるくらい緑谷のフィジカルが強くなってるのがわかるシーンでもある。好き。まだ交流のない芦戸ちゃんが緑谷のことを「緑くん」って呼んでるのもここ好き。
緑谷、爆豪のこと「すごいと思ったヒーロー」って扱いなんだよなぁ〜。そうやって純粋に憧れを向けられたりするから、爆豪どうしたらいいかわかんなくてとりあえずムカつくんだろつな。
この話は、「デク」を緑谷出久が自分のものとして飲み込んだところ。爆豪によってつけられた「出来損ない」の呪いを、麗日の言葉と、自分の覚悟で塗り替えるシーンですね。変えられない過去に色を塗ったわけですよ(スターマーカー)
No.9 デクvsかっちゃん
捕縛テープを扱う緑谷かっこいいーーー!!!!!とっさの判断に優れる緑谷の、個性なしで渡り合う戦闘です。ヒーローイレイザーヘッドを間近でみたことを、即生かしてるのも凄い。爆豪焦るよね、そりゃ焦るよね〜。
過去回想の川のシーン、見下していた相手に救けられそうになったとき、人間ができてないと人ってそれを拒否するんですよね。齢4の爆豪に人間ができているはずもなく。どうしてこいつに?って思いが優ってしまっていて、爆豪必死なんだろうな。
ページ半分以上真っ白になってしまう爆豪の爆破。普通に怖いわ人死ぬやろ。
No.10 折れろ爆豪
個性が人を殺すことを、分かっている切島くんいいよね。
「勝って‼︎超えたいんじゃないかバカヤロー‼︎!」…。初めて緑谷が爆豪にがっつり激情をみせたところだろう。いままでびびって言い返すことすらしなかったから、成長というか、自信を感じてすごく好き。
そして、頭熱くなってると思わせておいて、冷静に次を考えてる緑谷出久はほんと緑谷出久ですよね……。ちゃんと勝つ。彗星ホームランは可愛い。
No.11 スタートライン、爆豪の。
いつもの癖で右を撃ってた爆豪の絶望顔。これで爆豪におちたひと多そう(偏見)。
ももちゃんがしっかりしてて眩しい。轟くんが強すぎ。「レベルが違いすぎた」〜〜!!!
推薦入学をまとめて紹介してるの構成が良いなって思います。
ずっと負け無しだった爆豪は、緑谷に負けて、自分が一番ではないことを知って、ここがやっとスタートラインなんだよね。頑張れ爆豪。
連載で描くことを想定してないデザインでキャラメイクしちゃう堀越先生推せるなぁ…と思った死柄木弔の登場。「毎週泣きそうになってました」って作者コメントで言っちゃってるの推せる。これ毎週書いてるの狂気だよね。
No.12 いいぞガンバレ飯田くん!
雄英バリアー(堀越先生の雑ネーミング)(推せる)
この回、飯田くんのオリジンでもあるよね。兄のようになりたい、が示されて、「兄ならこういう時」ってヒーローとしてみんなの前に立つ。飯田くん好きです。
1話読み切りの軽いエピソードかと思いきや、後味がなんとなく悪いのがヒロアカらしい。これについては後述。
話変わるんですけど、ヒロステのこのシーン緑谷出久の「〜って話!」って言い方が可愛くて好き。
No.13 救助訓れ
堀越先生のこういうサブタイのつけ方好き。誤植かな?と思わせておいて最後まで読めばあーーー!!!ってなるやつですね。
緑谷、前回コスチュームを燃やされたので体操着の上から色々つけてる。うん、こっちの方がかっこいいね。「やっぱダサいな」って思って堀越先生かっちゃんにコス燃やさせたのかな。
梅雨ちゃん、察しが良い。この冷静にクラスを見ているところ好きだよ〜。
イヤホンジャックをスマホに刺して音楽聴いてる耳郎ちゃんかわいい。こういう細かいところ個性に対する解像度が上がる。
USJってヒロアカ世界にもあるんだね。
13号先生のお小言、『個性』で人は殺せる。っていうのをここでハッキリ示しているのいいですよね、たとえヒーローを目指す子供たちの力であっても。構成として、ヴィランが出てくる直前でそれを確認する巧さもある。ヴィラアカのトガお茶子に向けた長い伏線でもありますね。
途方もない悪意〜〜!!!
堀越先生渾身の死柄木弔一枚絵、最初読んだときヒェッってなったし13話でこれ見せつけられた当時のジャンプ読者の心情を察する。あ、爪が噛みすぎてギザギザしてるところ好きです。
No.14 未知との遭遇
相澤先生カッコいいけど1人でヴィランに突っ込まないでお願い。
「サイナラー!」って言って沈むヴィランに「サイナラ」って返してる梅雨ちゃん育ちの良さを感じて好き。
前髪が重くなってる緑谷かっこいいね。ちょっとだけオーマガを思い出す作画だからどきりとする。
オールマイトとの思い出全てを思い返して、敵の目的なんて理由なんて知るか!ってなるこのシーン、すごく好き。緑谷はオールマイトのことが本当に好きなのね。大事なのね。
ガンギマリ轟くんの「しっかりしろよ大人だろ?」ーー!!!!好戦的な目で笑う彼貴重なので何度でも読み返す大好きなコマ。しっかりしたいです大人だから……。
No.15 VS
緑谷の分析能力があらわになる話。この子1年前は爆豪の前でびびってたようには見えないよね。成長したなぁ(親戚か)
ヤケになってる峰田の個性をちゃんと褒めるというか「すごい」っていう緑谷、今後も個性であればなんでも「すごい」って言うんですけど、やっぱ無個性のときにそういう意識が形成されたのかなって思う。1と0の大きな差。
かっちゃん的な……って参考で「死ぃねぇぇぇ!!!」って叫ぶ緑谷愛おしい。貴重な緑谷出久の「死ね」。震えながらも飛び込んでそして、SMASH!!!!あーー、かっこいい。
語彙が。
これは細かすぎて伝わらない緑谷出久好きポイントなんですけど、あんなに「あすっっ梅雨ちゃん」っていつも言うくせにこういうピンチというか最中は「梅雨ちゃん!!」ってナチュラルに呼んでるところ。おま、お前そういうところ〜〜!!!
これも詳しくは後述!!!
それと、指痛そうだなぁ。痛い絵描くの上手いよね堀越先生。は?堀越先生はどんな絵も上手いが???
No.16 思い知れ敵
扉絵、まだ個性が分かってない子は(まだの人)って書いてあるの可愛い。
轟くん、敵を全部凍らせちゃって、クールで頭良くてかっこいいなー!ガンギマリ期もちょっといいなって思っちゃうね。コスはダサいけど。
上鳴くん、「三途見えたマジ!!」って何、パワーワード。ももちゃん耳郎ちゃんのカッコ良さが対比で輝くわね。
弔くん、運動神経いいんだよな。あとわりと相手を見て戦うから緑谷タイプだよね。
脳無が強すぎて絶望感が凄い。
No.17 ゲームオーバー
かっちゃんの顔が穏やか。対人訓練で一枚剥けたね。切島はいいやつ。
黒霧を浮かすお茶子、ヒーローを助けるヒーロー、ウラビティだよーーー!!!!そして頑張れ飯田くん。走れ走れ。
5指で触れたところで、ボロボロにされながらも抹消する相澤先生、本当に……本当に………、生徒を守る先生だ。初登場時の厳しさもさぁ、生半可な気持ちではヒーローできないって知ってるからなんだなって腑に落ちる場面でもある。
「ゲームオーバー」ってタイトルに対して、「コンティニューだ」ってセリフで終わるの美しすぎん?って思いました。
総括
戦闘たっぷりヒロコスたっぷり。クラスのみんなの個性も少しずつ分かってきましたね。そして、ヴィランとの遭遇。学園生活か〜だと思ってたら横から殴られた感じ、嫌いじゃないです。
Vol.3〜5に続く。
ほうじ茶が美味しい
味覚の変化ってあるよねって実感する出来事がここ数年それなりにあったので書き残しておく。
小さい頃、あったかいほうじ茶が苦手だった。熱いし(猫舌)、なんか苦いし。牛乳と砂糖を入れてほうじ茶ミルクにしてしまえば割と平気。くらいのレベル。それはもうほうじ茶ではない。
でも、このあいだ茶葉をもらって、ちゃんとポットで淹れてみれば美味しかった。
子供舌だったのだと思う。他には、わさび。わさびは高校を卒業するまでダメだったけど、卒業祝いに連れて行ってもらった回転寿司で、事故で食べた(いつもサビ抜きを食べていた。)わさび有寿司が美味しくて、それからずっと、お刺身や寿司にはわさびと醤油が必須になった。もっと遡れば寿司に醤油つけるのも嫌だった時期がある。
こうして食べられるようになったものに対して、どうしても無理になってしまったものもある。
清涼飲料水。もうほとんど飲めない。100%のジュースと、水で割って飲むカルピスはまだ大丈夫。砂糖の入っているアイスコーヒーと、甘みのある午後の紅茶(美味しい無糖は飲める)と、飲むヨーグルトもだめになった。
好き嫌いは激しくて、それが改善したっていうよりは、位相が変化した、という感じ。
今食べているチョコレートも、いずれ嫌いになるのかなぁ、なんて考えたりもする。
ホルガいいとこ一度はおいで【「ミッドサマー」感想】
ミッドサマー観てきました。
パンフレットくそかわいい。
ネタバレ有りで書くのでネタバレ気になる人は読まないでくださいね。でもまぁ、「そうなるよね〜」って展開だしネタバレ踏んでても楽しい映画だと思う。
主人公のダニが、妹が両親を伴って自殺したことで精神を病んでしまうところから始まるこの映画。内心邪魔者だと思われていることを理解しつつも、彼氏のグループについていくことでホルガと出会い、そこで奇妙な体験と救いを得る……ってあらすじ。
海外映画ファンが書いてた感想たちを、日本公開が決まる前に全部読んでたんですが。
まずタイトルアバンが出るまでに伏線がすごい。これからこうなりますよ〜をたくさんねじ込んでて避けられない悪夢を予感させる。
そして、アメリカのシーンは徹底的に彩度が低く光も少ない。これがこのあとのスウェーデンでの画面とのコントラストになるんですよね。
ダニーの過呼吸、私もやったことあるから痛いほどわかるしそう思わせる演技力…やば……ってなった。フローレンスピューは「そういう人がそこにいる」っていうか、自然体というか、あんまりにもリアルで演技に感じさせないから好きです。
出てくる男たち総じてクズで笑った。エンドロールまでにこいつら死ぬなって思った。実際死んだ。
話題になってるグロですが、ちみどろ!ぐちゃぐちゃ!!って感じにグロが派手に悲惨なんじゃなくて、ああ、人間を潰したらそうなるよね…人間を開いたらそうなるよね……みたいな、現実味のあるグロだから多分ダメな人多いんだと思う。キノの旅を実写化したらこんな感じ!って雰囲気のグロだった。
個人的には監督が生き生き撮ったのが伝わったので好きです。
この映画、合法シャブ映画なんですけど。
なんでも映像が動くんですよ。えっ?花も呼吸してるんじゃない?山動いてない??あっ手が透けた!!!!
ダニの精神状態に沿って、または薬の服用に即して、ぐねぐね動く映像。それも、大袈裟なんじゃなくて、あれ?……って気づいてから怖くなる塩梅で。
これはある映画評で書かれてたことなんですが、この視覚効果、大体ドラッグをキメたときと同じだそうです。ドラッグ使うと色がおかしくなったりただグルグルしたり、って映像作りがされがちなんですが、実際は生きとし生けるものがマジで呼吸し始めるらしく。どんなだよ。
ドラッグをキメたくはないけど人生経験としてキメてみたい方にはおすすめです。映像酔いするひとは辛いかも。
あと白夜って人間の精神状態を簡単に追い詰める(明るくて眠れないから)ことが分かっているので、それも考えられたホルガの立地なんだろうなとも思える。あの村、人を追い詰めることに余念がない。
この話は『救い』の話で、まぁ万人にウケる『救い』ではないんですが、アメリカにいるなら救われなかっただろうダニは救われちゃうんですね。
彼女は結構ギリギリの精神状態だったからこそホルガで救われたというか、観客側の心情もその精神状態に徐々に近づけられるので、私たちも救われた気持ちになるんですけど。
冷静に考えれば救われる状況ではないので、そう見せてくるこの映画、怖ってなりました。あなた怖いよ。
ダニがそうだったように、私たち自身も、ホルガに操られていたことに気づかず救われてしまうんですね。
あと不自然ポイントの話。ホルガ、90年に一度の祝祭、と言う割には、建物も新しいし若者が多い。あと、白夜があるほど高緯度な地域は必ず極夜もあるので、あんな薄っぺらい建物で冬に生きていけるはずがない。ちゃんと冬にも昼間がある北海道ですらあれだぞ。冬は多分どこか違うところでぬくぬく過ごしているのでしょう。
多分この村には歴史なんてものはなくて、新興宗教団体って感じで、人々の感情をコントロールし殺戮を繰り返してんだと思うんです。人を殺すって一大イベント、もちろん人間の心に大きなショックを与えるので、その精神状態になってから思い通りにするのは簡単なんじゃあないかと(実際ダニはそう)
新しい血を入れなければ集落というのは近親相姦により奇形が生まれて死ぬので(ホルガには奇形がいるので、血の濃さは明白)、ダニやクリスチャンの血を入れることができたホルガとしては今回は大成功ですしね。
90年に一度の祝祭も、毎年やってるんじゃないのかなぁ。泣いている赤ん坊、去年の祝祭で生まれたんじゃないの?
なんかこういうタブーにも平気で触れてくるの、ゾクゾクしましたね。
宇多丸さんの映画評おすすめなので貼っておきます。
https://www.tbsradio.jp/469793
それでは。またホルガで会いましょう。
もう存在しない悪夢の話
夢日記は良くないというけれど、もう見ない夢なので、夢日記ではないことにしておく。これは、私が数年前まで見ていた、見るたびに号泣していた夢である。
気づけば、ショッピングモールにいる。私は母親に手を引かれ、同じように手を引かれた子供たちとすれ違いながら、賑やかなそこを歩く。母の目線は高く、私は見上げることしかできない。なにか甘い匂いがしそうな音楽が流れている。母の顔は逆光でよく見えない。いつも見ているはずなのに視認できない。
突如として、大きな音がなった。黒くて大きなタイヤがこちらに向かってものすごい速さで転がり落ちてくる。自分の体より何倍も大きなタイヤだ。
それは子供たちを押しつぶしすりつぶし、子供ではないなにかにしながら、まっすぐ向かってくる。私は、正確には私と、私の手を引く母は逃げた。ひたすらに逃げる。走って走って走って、だが、追いつかれたそれにひどく恐怖を覚え目を瞑る。踞る。
しばらくして、音がやんだのでそれを開いた。どうやら私は無事なようだった。でも、手を握られる感触はなかった。おそるおそる隣をみる。そこでは母がぺしゃんこになっていた。
ここで視点が切り替わる。私はすでに私ではなくなっていた。ただの視点と成り果てていた。視点である私は、そのタイヤがゴロゴロと坂を下って、小さな看板をぶら下げた小屋を潰すところをただただ見つめている。小屋があったところにはもう何も残らない。木屑だけが散らばっている。中に人がいたのかどうかもわからない。
たくさんを殺した大きなタイヤは、それでもスピードを緩めることなく、何処かへと去っていく。
だいたい、この小屋が潰れたあたりで目が覚めて、ドクドクと行き急ぐように鼓動を重ねる心臓の音が耳に痛い。あんまりの不安についつい泣いてしまう。ドクドク、心臓の音があのタイヤが転がる鈍い音に似ていて、寝直しても同じ夢を見ることが多かった。
最近はもう見ない夢の話だ。あのタイヤにすりつぶされる子供はもういないのだと思うだけで、ずいぶんと気持ちが楽になった気がする。夢の中とはいえ。